機械式時計の未来を救った独立系時計メーカー オリスの魅力 【フェリオ店】

 

オリスは1904年に自然豊かな町。

スイスのヘルシュタインで創設されました。

ブランド名は、町に流れる澄んだ小川の名前に由来しています。

卓越した技術により開発された時計は人々を魅了し、

1911年までに、オリスはヘルシュタインで300人を超える従業員を抱える大企業に成長しました。また、より多くの時計師たちの労働環境を良くする為、従業員用の住宅施設も整え、ブランド力を高めていきました。

しかし1934年、スイス政府によりつくられた法律「スイス時計法」により時計産業に

大きな弊害が出てしまいます。

この時代のスイス時計法とは、政府の許可なく時計メーカーが新技術を導入する事を禁じるもので、

時計業界を保護したものでしたが、逆に時計技術の発展を妨げるものとして悪法と知られました。

 

オリスはロルフ・ポルトマンという若手弁護士を起用して、このスイス時計法の撤廃にむけて動きます。

長きにわたる戦いの末、1966年にスイス時計法の撤廃に成功します。

約30年の期間、様々なブランドを苦しめたスイス時計法を撤廃することで時計界の未来を

救うことになりました。

そこから数年後、機械式時計界にさらなる危機が訪れます。

1969年のクォーツショック。いわゆる電池式時計の事で、機械式時計の精度を遥かに超える精度を誇るクォーツ時計は瞬く間に世界へ浸透し、世界中の時計産業へ甚大なダメージを与えました。

 

機械式からクォーツ時計へ需要が変化したことにより、機械式時計に関する多くの企業が疲弊し、オリスも経営が成り立たなくなり、当時の従業員900名が数十人まで減りました。

その結果、現在のスォッチグループであるASUAGの傘下に入ります。

そこでクォーツ時計を製造を課せられることになりました。

 

 

 

しかし、1982年にオリスは大きな選択をします。

先程のスイス時計法の撤廃に尽力したロルフ・ポルトマンと、オリスの現会長である

ウーリック・W・エルゾックさんが経営陣の買収を実施します。

そして、あえてこの時代で機械式時計中心の経営方針を打ち出しました。

多くの苦難を乗り越え、機械式腕時計で成功を収めたオリスの姿は、同様に疲弊する時計メーカー達に希望を与え、時間を見る事だけがすべてではない。伝統的な機械式時計の再来のきっかけとなりました。

そして、2002年にレッドローターはオリスのトレードマークになりました。

これは手の届く金額で、現実的な機能を備えた高品質な機械式時計というオリスの哲学を表したもので、現代でもオリスといえばレッドローターといわれるまでに浸透しました。

現在ではパワーリザーブが5日間や10日間、というロングパワーリザーブの自社製ムーブメントを手掛ける等、伝統と革新を続けています。

2024年には創立120周年を迎え、ブランドを刷新。

時計を通じて人々を笑顔にする。真面目に遊び心のある着けていて楽く、喜びを感じられることが企業ミッションになりました。

 

ですので、世界的に問題視されている環境破壊に対し、売上の一部を寄付するチャリティーモデルの販売等の環境保全活動にも積極的です。

 

例えばオリスの代表作ダイバーズウォッチ アクイスには

リサイクルされたPETプラスチック製のカラフルなダイヤルが特徴的な

アクイスデイト アップサイクルがあります。

同じ配色のないこの文字盤は、着けることで個性を楽しみながら環境にも配慮した

まさに、笑顔を大切にするモデルですね。

 

オリスには素敵なモデルが多くございますので、是非チェックしてくださいね。

 

エルサカエフェリオ店にて実機もお楽しみくださいませ。

 

20PV