腕時計徹底解説2 ロンジン スピリット ZULU TIME L38124532
腕時計徹底解説シリーズ第2弾はロンジン スピリット ZULU TIMEです。このモデル登場してすぐにロンジンのベストセラーの仲間入りをしました。
世界の軍隊で最も制式採用されたブランドロンジン
1914年の第一次世界大戦から戦争に使用する時計が懐中時計から腕時計に急速にシフトしていきました。ロンジンの軍用時計は時計ブランドとしては最も多くの国で制式採用されたという実績を持っています。その国はアメリカ、イギリス、フランス、オランダ、インド、チェコスロバキア、ケニアそしてなんと日本でも制式採用されていたそうです!
平和への想いを胸に戦地に赴く兵士たちの心強い相棒であったことは間違いありません。
ロンジン スピリット ZULU TIME L38124532 \471,900
さて、このロンジン スピリット ZULU TIMEですが、さてこのZULU TIMEって何?と思われたかもしれません。これは、航空機の航法で使われるもので世界標準時間のことのでいわゆるGMTとかと意味は同じそうです。
ブラックフェイスにアラビア数字というミリタリーウォッチのお手本のようなデザインとなっています。アラビア数字は表記として最も認識しやすいといわれており多くのミリタリーウォッチ、スポーツウォッチそのた計測器ではほとんどで採用されています。
また、当然のことながらGMT機能も採用しています(青い針のもの)、これは海外旅行に行くときに非常に便利ですよ。余談ですがこのようなGMT機能の時計は日付の逆回転もできて禁止時間帯というものもないのでいつでも日付調節できます。(禁止時間帯とは一般的に日付だけ動かす時計にある午後9時頃から朝の6時頃に日付だけ動かすと故障することがあるため控えてもらうためのものです)
ベゼルはセラミック製になっており傷に非常に強いものとなっています。ちなみに回転ベゼルを初めて開発したのもこのロンジンが最初となっており。今ではほぼ全ての時計ブランドで採用されています。ベゼルのふちの溝が細かく操作性が高いのとダイバーズウォッチのように細かく動くのではなく時間帯ごとにカチカチ動くように仕上げられていて細かいところですがかなり考えられて作っているのが分かります。
文字盤の5つ星はスピリットの採用される高精度ウォッチのマークとのことです。
ベルトはこれまたミリタリーぽさのある茶色の牛革です。使い込むほど色がなじんできていい感じになりそうです。
リューズはグローブを着けたままでも操作のしやすいオニオン型となっています。少し小振りにしているところがポイント高いです。
風防はドーム型サファイアガラスを採用しています。
裏蓋は6本のネジで固定しておりスクリューバックではないにも関わらず100M防水を実現しています。
肝心のムーブメントですがロンジンオリジナルのL844.4を採用しています。これは72時間もの長い持続時間がありまた耐磁性の高いシリコン製ヒゲゼンマイを採用し磁気帯びの心配がありません。精度もCOSC(スイスクロノメーター協会)の審査を通っていて精度も申し分ありません。
ケースサイズも42mmとやや大きいですが革ベルトがなじむため実際に腕に乗せるとそこまで大きさは感じないと思います。(他に39mmサイズもあり)
いまや、ロンジンを代表するモデルになったこのZULU TIME是非実機を体験してみてください。
ロンジン スピリット ZULU TIME L38124532 \471,900
ステンレススチール 自動巻き(72時間駆動) 日付 GMT機能 保証5年
67PV
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