腕時計徹底解説 1 世界最薄ソーラーウォッチ シチズン エコドライブワン
腕時計徹底解説のブログを新たに作りました!様々な時計を深堀解説しますのでよろしくお願いいたします。
第1弾はシチズンエコドライブワンです。この腕時計は2016年にアナログ式ソーラーウォッチ発売40周年の節目に登場しました。
なんといっても特徴は腕時計として世界最薄のソーラー駆動式ムーブメントで、薄さがなんと1mmとなっています。
この薄さを実現するためにシチズンは技術の限りを尽くしました。
ムーブメントの1mm実現のために80ものパーツをすべて自社製造。自社製造のみならず工作機械自体も自社製造したとか!また電池も1mm以下の特注品を新たに企画。ただ、いくらムーブメントが薄くても肝心のケースが厚くては意味がありません。そこでシチズンはケースの薄型化にもこだわります。
サファイアガラスは厚さなんと0,15mm!!通常は薄くても1mm程度なのでものすごい薄さです。腕時計のケースが薄いと耐久性が劣るためサーメットやセラミックなど薄くて硬い素材を積極的に採用しています。
高級時計の3要素
世界には数億するようなとんでもない時計も存在する中で昔から高額になる時計には3つの要素があるといわれています。
より 薄く 小さく 複雑に
この3つが時計が高額になる3要素です。
薄いものですと現在では機械式でケース厚で2mmをきるものもありますし、小さいものでは直径3,4mmくらいのものもあります。複雑なものでは一つのケースの中に数十もの機能を搭載したものまで世に出ています。しかしながらどれも数千万円以上もするものばかりとなっています。
エコドライブワンは比較的手の届く価格帯で製品化に成功しました。
そのようなシチズンのこだわりが詰まったエコドライブワンでご紹介したいのがこちら
AQ5010-01L \352,000(税込) 限定80本(33/80刻印あり)
ブルーの文字盤がなんともさわやかなモデルです。スモールセコンド秒針もクラシカルなデザインに一役買っています。この文字盤は光透過性のある素材ですがメタリックな仕上がりとなっており非常に高級感のあるものとなっています。
ケースサイズが絶妙的な36,6mmとなっておりここ最近トレンドになっているサイズになっています。
厚みはなんと4,5mm!確実に袖に収まるものとなっています。ケースはステンレススチールにデュラテクトプラチナをコーティングしておりなんと通常のステンレススチールの約6倍の強度となっており耐傷性に優れています。
重量も42gと普通の時計の1/3程度と驚くほど軽く仕上がっている点もポイント高いといえます。
防水性能も日常生活防水ありますので雨の日、雪の日も安心してつけることができます。
バックルは革が傷みにくいディプロイメントバックル(Dバックル)を採用しています。時計よりも厚くなっているのが余計時計の薄さを際立させています。
ムーブメント Cal.8845
エコドライブワン最大の特徴である厚さ1mmのムーブメントをご覧ください。
ちょっと焦点が合わなくなるくらい薄いです。
このムーブメントは部品点数89点とスモールセコンド秒針にした関係で通常よりも多くなっています。精度も月差±15秒以内で普通のクォーツムーブメントよりも高精度となっています。また、うっかり暗闇の中に入れていても最大で7か月稼働する点も安心できますね。
僅か1mmの厚みの中に時計の機能を凝縮している究極ともいえるエコドライブワン。F1マシンのように尖りまくっています。
実際に腕に乗せていただくとあまりの薄さに驚かれること間違いないです!限定モデルのため売り切れてしまう可能性もありますが是非実物をご覧ください。
シチズン エコドライブワン AQ5010-01L 特定店限定80本 \352,000
ステンレススチール(デュラテクトプラチナ)
ソーラークォーツ
ケース径36,6mm ケース厚4,5mm 重量42g
日常生活防水
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